医療機器エンジニア

特集インタビュー:医療機器エンジニア編

こちらのページでは、現役の医療機器エンジニアの方のインタビュー記事を載せています。仕事のやりがいや内容など、医療機器エンジニアについて興味を持っている方は是非、参考になさってください。

今回お答えいただいたのはこちらの方!

株式会社メイテック

向田誠さん(仮名)

20代・男性

Q.医療機器エンジニアのおもな仕事内容について教えてください

機械設計の中でも特殊な世界

医療機器エンジニアの仕事に求められるのは、ものづくり企業に共通するメカニクス、エレクトロニクス、ITの設計に加えて、人体にアクセスするもの・ことの設計です。目的別に特化した機構設計が必要となり、数ある機械設計業界のなかでも唯一無二の仕事だと思います。

ときには設計だけでなく、医療機器の修理やメンテナンス、機器の設置業務や定期的な保守・点検等もありますし、場合によっては、データ分析やサービスの提案なども行います。

Q.ご自身がされていたのはどんなお仕事でしたか

特殊機械設計のすべての行程に関わる

装置の筐体設計と、超音波センサを使ったモジュール設計が中心でしたが、梱包箱の設計や規格の調査、さらには製造ラインの治具の設計補助なども行いました。派遣先がさほど大きくない企業ということもあって、ものづくりの最初から最後まで携わっていました。

Q.医療機器エンジニアのやりがいはなんですか

人体への影響と効果に肉薄する

「人体に関わる機械」という制限の中で、いかに効果的な設計ができるかが問われるところですね。

人体への影響を及ぼすため、電気機器の中でもとくに安全への基準が厳しい業界で、汎用的な機械設計の構造や機構を容易に転用できないことが多々あります。逆に言えばこれらの制限のなかで期待に応える設計ができるか、エンジニアとしての実力が試されるところにやりがいを感じます。

医療診断ではAIが台頭してきていますが、治療現場ではシステムエラーによる失敗が許されないため、フェールセーフ※の思想が重要となり、機械設計エンジニアの腕の見せ所だと思います。

※機器が故障することを前提とした信頼性設計

Q.医療機器エンジニアに必要なスキルはなんですか

設計の幅を広げるための知識

統計学は役立つと思います。どの業界のエンジニアの方でも必要な知識ではありますが、とくに医療機器業界は、人の生死に関わるので充分な安全性が求められ、その担保のために統計学の知識がかなり重要になる業界です。安全に関する知識がないと、問題発生を恐れ、安全性を過度に見積もって必要以上に設計を制限してしまう結果になります。

安全性の算出に対する知識、つまり統計学の知見を深めておくことで、エンジニアとして設計の幅を広げられるメリットがあるといえるでしょう。

また、そうした知見を説明するためのコミュニケーション能力や話術も、役に立つスキルだと思います。

Q.いまの会社で働いていてよかったなと思うことはなんですか

他業界との交流・情報交換の機会の多さ

メイテックは派遣先が各業界、各分野にあるため、他業界との比較、他分野との比較が会社内だけでできることは大きなメリットだと思います。各業界の特徴が見えやすくなり、業界特有の問題に対しても積極的に提案ができます。

医療業界は、安全性を重視する関係上、実績のある従来の技術から新しい技術へ移行することが難しい業界です。しかし、複数の業界で働く機会のある派遣エンジニアは、つねにほかの業界の技術や知識から突破口を探せるため、よい立ち位置であると考えます。

とくにメイテックでは、いまの仕事と他業界を比較することで自分の将来やキャリアプランを常日頃から意識でき、考えることができます。

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メイテックの企業情報

社名 株式会社メイテック
設立 昭和49年(1974年)7月17日
本社所在地 東京都台東区上野1丁目1-10 オリックス上野1丁目ビル
本店所在地 名古屋市西区康生通2-20-1
社員数 7,219名(2018年3月31日現在)
営業拠点 東京・名古屋・大阪など国内主要都市34拠点
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